
Our Vision
人と地球にやさしい
循環型社会の実現。
▶「農業廃棄物を資源に変え、循環型社会を実現する」
もみ殻などの未利用資源を高付加価値なシリカへ変換し、環境負荷を減らす。
▶「安心・安全な植物性シリカを世界に届ける」
化学合成や輸入に依存しない、高純度で持続可能なシリカ供給を実現する。
▶「一次産業を支え、地域とともに成長する」
原材料を地域から買い取り、農家収益の向上と地方創生に貢献する。
▶「GX(グリーントランスフォーメーション)の先駆者となる」
脱炭素・CO₂削減に直結する新しい素材供給を通じ、社会全体の環境負荷低減を加速する。
植物性シリカで世界の産業と環境をアップデート

私たちは、もみ殻など農業廃棄物を資源化し、持続可能な形で高純度シリカを製造する革新的な技術を開発しています。従来は輸入や化学合成に依存していたシリカを、国内循環型サプライチェーンへ転換することで、安定供給・低コスト化・CO₂削減を同時に実現。自動車・エレクトロニクス・化粧品・建材など幅広い産業での需要拡大に応えます。
この事業は、世界的に高まる「脱炭素」「資源循環」の潮流に直結しており、今後10年で数千億円規模の市場を創出する可能性があります。私たちはGXを牽引する素材ベンチャーとして、地域農業の収益基盤を強化しつつ、グローバル市場へ持続可能なイノベーションを届けます。
-
世界のシリカ市場:約8000億円規模(年率6〜7%成長)
-
農業廃棄物由来でCO₂削減効果 244,000万トン/年の達成を目指す。
<前提>
① 世界の鉱物シリカ(沈降・ヒュームド・コロイダルなど)の年間生産量
▶ 約 400万トン と推定される(※出典各種統計の総計値の目安)
② 鉱物性シリカ製造のCO₂排出量 高温電気炉による製造で
▶ 約 1.0〜1.5 t-CO₂ / t-SiO₂ ⇒ 平均値:1.25 t-CO₂ / t
③ 植物性シリカ(もみ殻由来など)のCO₂排出量 廃棄バイオマス利用 + 低温焼成で
▶ 0.02〜0.05 t-CO₂ / t(平均:0.03 t-CO₂ / t と仮定)
【CO₂削減量の試算】
▶ステップ1:鉱物性シリカの年間排出量 4,000,000t × 1.25t-CO₂/t = 5,000,000t-CO₂
▶ステップ2:植物性シリカに置き換えた場合の排出量 4,000,000t × 0.03t-CO₂/t = 120,000t-CO₂
▶ステップ3:削減量 (年) 5,000,000 − 120,000 = 4,880,000t-CO₂
▶ステップ4:市場(鉱物性シリカの半分) 4,880,000-CO₂ ÷ 2 = 2,440,000t-CO₂
削減見込量 2,440,000t-CO₂
【比較】
4,880,000t-COを杉の木による吸収量で換算(1本が1年間に吸収するCO₂ = 約14kg)
2,440,000,000kg ÷ 14 = 約1億7,428万本 ⇒1億7千万本以上の杉の木が1年かけて吸収する量に匹敵。
「安心できる品質」と「持続可能な選択」を

私たちの植物性シリカは、農業副産物(もみ殻)から生まれたクリーンで高純度な素材です。化学的な副反応を抑えた独自製法により、安定した品質を実現。食品・化粧品・工業製品など、幅広い分野で安心してご利用いただけます。
国内生産による一貫管理体制を整えているため、トレーサビリティの確保・安定供給・環境負荷低減を同時に実現。従来のシリカと同等、もしくはそれ以上の性能を持ちながら、自然由来だからこその「やさしさ」と「安心感」をお届けします。
「安心できる品質」と「持続可能な選択」を、御社の製品に。植物性シリカが、新しい価値づくりをサポートします。
地域とともに歩むGXモデル事業の推進

植物性シリカ事業は、地域の農業廃棄物である**もみ殻を資源に変える“地産地消型ものづくり”**です。これまで焼却・廃棄されてきた副産物を、先端素材へと生まれ変わらせることで、循環型経済の推進と一次産業の所得向上を同時に実現します。
さらに、シリカの国内自給を進めることで、輸入依存からの脱却・CO₂削減・産業競争力強化といったGXの実効性ある成果を県内から発信可能です。製造拠点の整備は、新たな雇用創出・人材育成にも直結し、若者や女性の就業機会を広げる地域活性化にもつながります。
つまり、植物性シリカは「環境負荷低減」「農業振興」「産業育成」を一体で推進する、地域発のGXモデル事業です。行政と連携しながら、持続可能な地域経済の未来を共に描きます。